経験から学んだこと・・・

2014年10月12日

こんにちは、未だブログの更新に慣れていない看護師の荒井です(^^)

今回は我が家の可愛い家族を紹介したいと思います。

私の家では5匹の猫を飼っていて、猫を飼うきっかけは母が拾ってきたことから始まりました。

今日は一番に荒井家にやってきた ”めい” を紹介したいと思います。

小さい頃からとっても綺麗な目の色をしていて、なにより美形で自慢の家族です。

実はこの子、昨年の夏に亡くなっているのですが、紹介しようと思ったのには訳があります。

めいは昨年冬に左顎に癌ができてしまったのです。年も12歳だったので病気になってもおかしくはない年齢ではありました。

異変に気付いたきっかけは左の口がずっと汚れていて、拭こうとすると痛がり触らしてもらえず・・・。

ですが、病院に連れて行ったのはこの2週間後。少し時間が空いてしまいました。

病院で検査してもらった結果、 ”扁平上皮癌” だと診断され、すでに左顎の骨が溶け始めていると告げられた時は、

胸が痛みもっと早く病院に連れて行けば・・・と後悔しました。

そして癌の進行を遅らせるには放射線治療しかない為、早速大学病院を紹介していただき、4回にわたって治療を行いました。

あくまでも進行を遅らせる治療であって、治すことは出来ないのであとは時間との闘いであると感じ、

少しでも長くめいとの時間を過ごしたかったので、最善を尽くそうと思いました。

めいの顎は次第に右へとずれ、唾液も酷く、このようにタオルを巻いた生活になりました。

ドライフードも噛むことが出来なくなった為、めいが食べやすいようにと缶詰をドロドロにしたりと沢山工夫してあげていました。

しかし癌の進行はものすごく早いもので、半年も経たないうちにご飯も食べれなくなってしまい、ついに寝たきりとなりました。

そして2013年7月30日 静かに息をひきとりました・・・。やはり暑い夏は越えられませんでした。

毎日の点滴と顔のお手入れ、きっと嫌だったと思います。私も大きな病気を経験したことがなかったので戸惑うことばかりでした。

でもこの経験から学んだことは、病気の早期発見が本当に大事だということ。

めいの場合早期発見とはいきませんでしたが、してあげられることは出来たと思います。

めいにもこの気持ちが伝わっているだろうし、めいと出会えたことに心から感謝しています(*^^*)

皆さんも何か異変に気づいたら、すぐに病院へ連れて行くことをおすすめします(^^)